コールナンバー ダブルJ

国際秘密警察スペシャル(S)メンバーと呼ばれる男達のお話です
Posted by  朝倉 淳

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我が手の下(もと)に 2

 時間帯を間違えた。
 ニューオータニを抜け出し、JRの四ッ谷駅から中央線に乗ったまでは良かったが、ちょうど夕方の帰宅ラッシュと重なり、ジョーとルウクはその人渦に巻き込まれていた。
 イギリス留学の経験のあるルウクは電車に乗った事はあるが、こんなにギュウギュウは初めてだ、となぜか楽しそうに言った。だがジョーはそれどころではない。こんなに不特定多数の人間を要警護者に近づけるなんて・・。
 ホテルから駅までは不審者や尾行者がいないか充分に注意してきた。だが駅に入り、それらの努力がすべて吹っ飛んだ。
 あまりに人出にジョーはルウクに車に乗る事を提案したがルウクは聞き入れず、入線して来たオレンジ色の電車に乗ってしまった。明らかにジョーのミスだ。
 幸いといえばこの電車が特別快速で、新宿までノンストップだという事ぐらいか。
 (だからおれは護衛なんて真ッ平なんだ)大きな体を駆使し、乗客達の押しくらまんじゅう攻撃からルウクを守る。(・・なんか洸を守ってるみたいだ)
 本当にこれが洸だったら放っぽって、とっとと帰っているところだが─いや、それ以前に、守る理由がないか。
 やがて電車は新宿駅に着き、乗客がバーッと吐かれた。とにかく駅から出ようとジョーはルウクの腕を引き東口に出た。目の前のアルタの大画面にルウクが声を上げた。
 「おれから離れないでください」ジョーがわざわざ言ったのは、ルウクの気を引くものがあったら飛び出してしまいそうだからだ。「戻すのは手荒になりますよ」
 「ぼくはそんなに子どもではありません」
 そう言うルウクだが、夜でも明るく人波が途絶えないこの街がおもしろくて仕方ないようだ。イギリスには国費で留学したと言っていたから、遊ぶひまなどなかったのだろう。明日からは政府のお偉方や企業のトップとの交渉に入る。せめて今宵だけでも19才の青年でいさせてあげたい。
 「この先にうまいそば屋がある。味にうるさい相棒ご推薦の店だから確かです」
 「アイボウ・・・仲間ですか?その方も呼んで、一緒に食事しませんか?」
 「彼はだめです。今、難しい仕事を抱えていて」まさかその難しい仕事がイヤで護衛を選んだ、とは言えないが。「ルウクが日本を出るまでに片付いたら紹介しますよ」 2人は靖国通りを渡り、歌舞伎町に入った。光の渦と人の多さに圧倒される。
 「こんなに遅くまで外にいられるなんて・・・。日本は安全な国ですね」
 「いや、他の国ほどではないが日本でも犯罪は増えています。本当はあなたをここに連れてくるのも─」
 ふと、言葉が切れた。誰かに名前を呼ばれたような気がしたが・・・。
 「ジョー」「やっぱり、君かあ!」
 「うわっ!狼男にフランケン!」
 「なんだって?」
 人ごみの中から現れたのは関だ。その隣に2回りほど大きな体の達村、後ろには木村や山本がいる。
 「洸君も一緒か。おれらこれから夕めしなんだが─」と、ジョーの連れをジッと見て、「洸じゃない・・・。ナンパしたのか?高校生だろ。犯罪だぞ、ジョー」
「彼は19才だ、大丈夫─って、何がだ!」
 怒鳴るジョーに、彼も関とのやり取りに慣れてきたな、と木村と山本が顔を合わせにが笑いした。
 「まあいい。おれ達これから夕めしだ。一緒にどうだ?」
 「・・いや、おれはまだ仕事中だ」
 「仕事?」関がチラッとルウクに目を向ける。「それなら仕方ないな。また後日な」 
 相手の身元は確かでも、仕事に関して話せないのはお互い様だ。関は手をヒラヒラさせ2人の横を通り過ぎようとし─
 「めしのタネに手を出すなよ」
 「するか!」
 蹴り上げてやろうとしたがヒョイっと避け、関は笑いながら行ってしまった。
 「あ?あ、機嫌悪くなるなァ、関さん」と、木村が恨めしそうにジョーを見る。
 「いいんですか?お友達でしょ」ルウクが言った。「僕は一緒でも良かったのに」
 「あなたを魔の手から守るのも、おれの仕事です」
 「?」と首を傾げるルウクがジョーの方へ向き直ろうとした時、大勢で固まって歩いてきた男達にぶつかった。「あ、ごめんください」
 「なんだと!」「こいつ、ふざけてるのか」あっという間にルウクを取り囲む。
 「チッ」ジョーは舌を打ち、だがルウクと男達の間に入った。「すまん、彼は日本語がよくわからないんだ」
 いつもなら楽しいシチュエーションだが、今はトラブルは避けたい。“I'm sorry”とルウクも合わせてくれたが、こちらが下手に出た事で男達の勢いがついた。
 「ちゃんと謝れ」「悪いと思うなら、少し置いていきな」と、ルウクに手を伸ばす。その手をガシッとジョーが掴み、後ろ手に捻り上げた。「な、なにすんだ!」
 「お前達も日本語がわからねえようだな」
 ブルーグレイの瞳が鋭く光った。
 「関さん」ジョー達から少し離れた所でそれを見ていた木村が言った。「ジョー達、トラブってますよ」
 「あ??大丈夫だろう、あのくらいの連中なら」ですが・・、と言う木村に、「ありゃあ護衛だ。ジョーのもっとも苦手な仕事だ。ストレスを発散させるのにちょうどいい」
 「ここはひとつ駆けつけて、エイヤア!と片付けたら点数上がるぜ」
 達村は行きたいようだ。
 「おれ達が到着する前に、片付いてるさ」
 3人が振り返ると、5、6人の男達が道の端で寝ていた。
 その向こうにジョーとルウクの後姿が見えた。

 「すみません、ジョー。ぼくのわがままのためにアマドに睨まれてしまって」
 「上から睨まれるのは慣れている。構わねえよ」
 申し訳なさそうに自分を見るルウクに、ジョーはなんでもないというように肩をすくめてみせた。
 昨夜ホテルに帰ってきたとたん、2人の脱走はバレた。
 早口の英語で怒る大臣にジョーは黙って頭を下げた。
 ルウクはしきりに、自分が強引に出て行って、ジョーは仕方なく付いて来たのだと言ったが聞き入れられなかった。が、あまりにも小言がしつこいので、我慢できなくなったジョーが頭を上げて大臣を睨みつけた。
 ライトの下(もと)で光るブルーグレイの瞳の美しさと、それゆえの威力に大臣は口を閉じた。睨まれたのは文字通り大臣の方だった。
 「それよりしっかり交渉して来てください。ナルドの民のために」
 「はい」
 ルウクは迎えに来たアマドと共に交渉が行われる部屋へと入っていった。
 ここ外務省の一室では、すでに日本の外務大臣といくつかの企業の代表者とがルウクを待っていた。
 さすがにジョーは同席できないので続き部屋で待機している。室内にはアマドに付いている2人のSPもいたが、仲良くおしゃべりする雰囲気ではなかった。向こうも、レンガ色のシャツに半そでのジャケットを着た─どう見ても警察官には見えないジョーを胡散臭そうに見ている。
 こんな時、神宮寺だったら相手に話し掛け色々と情報を得るだろう。洸だったら即お友達だ。おれと一平にはまねできない。だが─
 「テロの情報─」ポツリと言うジョーに、SPが目を向けた。「何か入っているか?」
 「─いや、今のところはない」年配のSPが言った。
 相手の正体わからないが、王子の護衛を勤めているのだから同業だという事はわかる。
 「そうか・・」
 ザーツは王子に手を出す事を諦めたのだろうか。それとも日本以外の国で─。と、スピードマスターが鳴った。ちょっと躊躇ったが、
 「─Ja?」
 『・・今、話してはまずいか?』ドイツ語で答えたジョーに、神宮寺が訊いた。
 「Deutsch wird in Ordnung sein(ドイツ語なら、大丈夫だろう)」
 ジョーはイヤホンを取り出し、耳にはめた。
 『わかった。ゆっくり話してくれ』
 神宮寺はドイツ語が、ジョーはフランス語が苦手だ。日本語以外なら英語が一番いいが、しっかりと聞き耳をたてているSPが気になる。
 『ザーツの末端組織のデカン・ムージャというテロ組織がインドでテロ予告を出している。一平とチーム3が出た』
 「うちの担当になったのか」
 『阻止するようにと、本部からの指令だ。ザーツには何度も煮え湯を飲まされているからな』
 「だがインドの情報ではこちらには関係ないな・・。でもなんでインドなんだ?」
 『カシュミール問題で、ザーツが隣国と手を結んだという考えもあるが・・・まだわからない。一応伝えておく』
 わかった、とジョーの返事を聞き、通信を終えた。ふと見ると2人のSPが渋い顔をしてこちらを見ていた。話の内容がわからなかったのだろう。まったく無関係でもないので教えてやろうかと思ったが、遅かれ早かれ警視庁にも情報が入るだろうと思いやめた。
 交渉は長引いている。
 SPは待つ事に慣れているらしく、時々言葉を交わしあとは何やら考え事でもするようにポーとしていた。外務省内で敵に襲われる事は考えていないようだ。それはジョーも同感だが、元々ジッとしているのは苦手なので時々窓辺に寄り外を眺めた。彼が動くたびにSPがビクリとするのがおもしろかった。
 護衛なんて退屈だが、今回はラクに過ごせそうだ。ルウクの交渉がうまくいけば次の交渉国に向かうため日本を出国する。おれの仕事はそれで終わり。週末には小平でブルーコンドルをいじれるかな。
 「一緒に昼食をいかがですか、殿下」続き部屋のドアが開き、ニコニコ顔の石橋外務大臣が出てきた。「最上階の洋食堂は眺めも良いと評判です」
 「それは素敵です」
 ルウクの表情も明るい。交渉は順調なのだろう。午後からはさらに細かい話になる。
 ジョーはルウクの横に付いた。護衛慣れしている大臣はSPやジョーには目もくれずルウクと話を続けている。その後ろでSPに付き添われているアマドが企業のトップと話をしていた。
 外務省の長い廊下を出て一行はエレベータで最上階へと上がった。昼食の時間は外れているせいか人は少なかった。
 一行が食堂に入ろうとしたその時、ジリリリ・・・という甲高い音が響き渡った。
 「火災報知器の点検があると聞いていましたが」大臣秘書が言った。
 それにしても、なんの前触れもなくいきなり鳴らすだろうか。
 「大臣!」長い廊下の向こうから警備員が2人走ってきた。「申し訳ありません。階下から出火です。殿下共々安全な所にお連れするようにと─」
 と言いながら、一同を階段部屋へと誘導し屋上へ出る。ヘリポートも兼ねているので小型ヘリが一機置かれていた。
 「待ってくれ。君達はどうしてここへのキーを持っているんだ?」秘書が言った。「見かけない顔だが、どこの警備担当の─」
 言い終わらないうちに、メガネを掛けた警備員が動いた。そちらに気をとられているうちに若い警備員がルウクに手を伸ばす。
 「ヤロウ!」
 ジョーが間に入り、男の手を取り後ろ手に捻り上げた。と、メガネの男が右手を突き出してきた。石橋やアマドは少し離れた所にいた。こちらにばかり来るのは、狙いがルウクだからだ。と、SPの一人がメガネの男の腕を掴んだ。とたんに火花が散りSPが倒れた。
 「スタンガン─」
 ジョーはすぐにその正体を悟った。メガネの男がルウクに向かう。もう一人のSPは間に合わない。
 「くそォ!」
 ジョーは抑えていた若い男を床に沈め、とっさにルウクに覆い被さった。が、腰の辺りにショックを受けそのまま転倒した。しかしルウクを抱えた腕は離さない。
 奴らもルウク一人なら引っ張って行けるかもしれないが、ジョーと一緒では無理だ。
 そうこうしているうちに、もう一人のSPが男の手からスタンガンを蹴り飛ばした。

 翌日、ジョーとルウクは成田空港からインド・ムンバイへの直行便のシートに並んで腰を下ろしていた。
 10時過ぎの便だが、昨日1日で何人もの人と話し合いをしたルウクは疲れたのか、水平飛行に移ったとたん目を瞑ってウトウトし始めた。
 その横顔を見ながらジョーはコーヒーを一口飲んだ。そして機内を見回す。
 全日空のB737だが、座席数わずか38。ほとんどがビジネスマンだ。
 インド最大の経済都市ムンバイには直行便でも12時間55分掛かる。コーヒーを飲み干し、ジョーは小さく息をついた。
 昨日の夕方、続き部屋に待機していたジョーの元に西崎と伊藤が来た。ジョーには一時JBに戻るよう指令が出ていたのでその間の交代要員だ。
 別の仕事を担当するのかと思ったら、明日からインドに向かうルウクの護衛に付くよう言われた。本当なら香港支部のメンバーが付くはずだったが事件が起こり、手が足りなくなったのだ。
 『JBはひまなんですね』と言うジョーに、
 『ひまが一番だ。それに王子が君を気に入ってね。どうしても同行してほしいそうだ』と森が言った。
 『国際警察ナドル支部ができたら、おれがチーフですね』
 と、ジョーがうそぶくが、しかしまだ森の配下なので指令を聞かないわけにはいかなかった。
 ジョーは準備のために6階に下りた。
 神宮寺にその旨を話すと『そうか』と一言だけ言った。
 インド各地にテロ予告が出ている事は知っているが、だからといって避けて通るわけには行かない。ザーツの件もある。そして
 『ザーツがスタンガンで襲ってくるとは思えない。別の組織かもしれないな』
 と、ちょっと心配そうにジョーを見た。
 昨日の2人は今、市ヶ谷の拘置所にいる。尋問を受けているが黙秘を続けているそうだ。
 『何かわかったらすぐ知らせる。気をつけて行け』
 何度も繰り返されるその言葉に、ジョーはちょっとにが笑いしJBをあとにした。
 「昨日のキズは大丈夫ですか?」ふいに声を掛けられ、ジョーは自分がぼんやりしていた事に気が付いた。「ヤケドのようになっていたけど・・・」
 「大丈夫。実は3回目なんだ」
 メガネの男から受けたスタンガンのキズは、軽い火傷として残っている。それはいいが、しばらく動けなかったのには閉口した。
 「慣れてるよ」
 「それから・・・引き続きあなたに護衛を頼んでしまって・・・迷惑掛けてごめんなさい」
 「アマド大臣が打ち合わせで、1日遅れで日本を出るんだ。ルウク一人でインドにやるわけにはいかない。元はと言えばこちら側のミスだ。警察の人手不足っていうのは困るな」
 ジョーの言葉に安心したようにルウクが笑った。彼にはインドの各地にテロ予告が出ている事は話してある。そのために今回は、ホテルは同室に宿泊する事を了解してもらった。
 やがて機は、インド西側の大都市ムンバイのサハール国際空港に到着した。
 日本からの直行便がムンバイに着くのは真夜中だ。
 ジョーとルウクは到着ロビーでインドの外務省の役人と大手IT企業の役員の出迎えを受け、市内フォート地区にあるタージ・マハル・ホテルにチェックインした。
 部屋は旧館のスイートだ。海に面しているので昼間ならアーチスタイルのバルコニーから湾に面して建つ巨大なインド門や青く美しいアラビア海が見えるのですが、と部屋まで付いて来た役人が言った。それは明日のお楽しみだ。どっちみち交渉は午後からなので、午前中は街を歩きたいとルウクが言った。
 警官を付けると言われたが、ていねいに断った。
 役人は、入室したとたん部屋中を調べ始めたジョーを眉をひそめて見ていたが、明日の時間を確認して退出した。
「よし、ややこしい物はないな。ネットが使えるのは助かるぜ」
 ジョーはスーツケースからノートパソコンを取り出しネットに繋げた。これで何か事があれば瞬時のうちにJBから情報が入る。
 ふと見ると、ルウクがバルコニーに置かれている大理石のコーヒーテーブルに肘をついてボウッとしていた。13時間のフライトだ。ジョーでさえ少々疲れを感じているのだからルウクはそれ以上だろう。明日は街になど出ないで休んだ方がいいのでは、と思うが─。
 「寝るんならベッドで寝てください。抱いてベッドまでエスコートするのは、護衛の仕事ではありませんよ」
 「それは残念だなあ」ん?、と伸びをしルウクガ言った。「先にシャワー使わせてもらいます」
 この部屋の主はルウクなのだから、いちいち断る事はないのだが─。
 ルウクがシャワーを浴びている間、ジョーはテロ予告に関しての情報をネットで集めていた。が、報道や情報公開が規制されているのか、JBで聞いた事と大して変わりがなかった。
 ジョーは空港で買ったエビアンを一口飲む。高級ホテルだが生水は飲まない方がいい。部屋には“Boiled water”─いわゆる“沸かしたお湯”も置かれているが、万一を考え─護衛がトイレに張り付いていても困るので─滞在中はミネラル・ウォーターを利用する事にした。
 「豪華すぎるな・・この部屋・・」まだ水気の残る髪をタオルで拭きながら、ルウクが言った。「こんな高い部屋に泊まりたくなかったんだけど、アマドが・・」
 タージ・マハル・ホテルはムンバイのランドマークといわれる五ッ星の高級ホテルだ。
 “建築術の驚異”と称されるこのホテルは、インド・サクラン調とゴシック様式が見事に融合されている。室内も、白く滑らかなアーチ型の美しい天井やオニキス製の柱、ハンドメイドのシルクカーペットやクリスタルシャンデリアなど、ムンバイ一のホテルの地位を確固たるものにしている。世界のVIPや富裕層も多く利用していて、宿泊費もかなりなものだ。
 ナドルは決して豊かな国ではない。国民に対して申し訳ないというルウクの気持ちもわかる。だが
 「ナドルの人達は、そうは思っていないと思うがね」モニタから目を離しジョーが言った。「ルウクは国の代表だ。ヘンな安ホテルに泊まったら、それがナドルの価値になる。ナドルの人達は自分達の王子を、国を、そんなふうには見られたくないはずだ」
 くるりとイスをルウクに向けると、ジョーはその大きな体をゆったりとイスに預けた。
 「それにこういう交渉の時は、多少のはったりも必要だ。決定権はナドルにある。それをわからせるためにも」
 「はったり・・・」そう呟きルウクが笑い出した。「ジョー、あなたが交渉した方がよさそうだ」
 「それはだめだ。はったりではなく脅しになってしまう」
 アハハ・・とまたルウクが笑い、つられて笑顔を見せるジョーのきつい顔立ちを頼もしそうに見つめた。


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