コールナンバー ダブルJ

国際秘密警察スペシャル(S)メンバーと呼ばれる男達のお話です
Posted by  朝倉 淳

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Posted by  朝倉 淳   5 comments   0 trackback

封印されし記憶 2

    ジョーが大泉にあるクレー射撃場に着いた時、先に来ていたクロードはもう2ラウンドほど撃ち終わっていた。が、ジョーにていねいに教えてくれる。 
  もちろんジョーはクレーのやり方など知っていたが、黙ってクロードの説明を聞いていた。その横には正式の会員であるクロードの友人が付いていてくれた。
  クロードとジョー、そして友人のニコスの3人でトラップ種目を行う事にした。
  射手より前方5ヵ所に設けられている射台から直径10センチのクレーが撃ち出される。射手との距離は約35メートル。銃は上下二連式で、1つのクレーに対して2発まで撃つ事が出来る。もちろん撃ち損なったクレーは飛んで行ってしまう。クレー25個で1ラウンドだ。
  クロードもニコスも大した腕だ。飛び出してくるクレーにスッと銃口を合わせ1発で決める。クレーがきれいに砕かれる。
  ジョーはどちらかというとライフルは苦手だが、そこは“現役”。やはり見事に撃ち抜く。
   「クロード、君の若い友人は警察かい?」ジョーの腕前に、ニコスは驚いて叫ぶ「それとも射撃魔か!?」
   (どっちも合っているような気がするが・・)
  友人の口の悪さを咎めるクロードを見ながらジョーは苦笑する。
   (おれの腕でそう言われるんじゃ、神宮寺を見たら狙撃魔と思われそうだ)
  3ラウンド、75個のクレーを撃ち終わり、ニコスはジョーが気に入ったらしく、ラウンジでコーヒーをご馳走してくれた。そしてひとときクレー射撃のおもしろさを語る。が、あさってからの競技の準備があるので、ニコスは名残惜しそうに1人その場を後にした。
   「あいつのクレーの話は長くていけない」クロードはニコスのあとを目で追うようにして言う「しかしジョージがこんなにうまいとは思わなかったよ。教える事は何もないね」
   「本当はライフルは苦手なんです。拳銃の方がー」
  ジョーがフッと口を噤む。目でクロードを窺うと彼も何も言わず穏やかな表情でジョーを見ている。
  もう変に隠す事もないのかもしれない。
   「そういえばアサクラさんも拳銃の方が得意だったなあ」
  クロードが少し声を落して言った。平日の昼間なので人は少ない。このラウンジも彼ら以外は2組の客がいるだけだ。
   「君は苦手だと言ったが、アサクラさんよりはうまいかもしれないぞ。クレーが統一に砕かれている。弾道の良い証拠だ」
   「そうですか?」
  ジョーには父親が射撃をしている姿の記憶はない。だが、目の前にいる男はその姿を知っているのだ。
  管理課にいたクロードが現場に出る事はまずないが、もしかしたら一緒に練習をした事はあるかもしれない。実戦だろうが、デスクワークが主体だろうがJBに入る者は皆、一通りの訓練を受けるのだ。
   「うん、アサクラさんはやはり拳銃だ。彼と銃は一心同体というー」
  急にクロードが言葉を切った。しまった、という表情になり、一瞬だが痛ましそうな眼をジョーに向けた。
  ジョーはそれが、彼の両親が拳銃で撃たれて死んだ事に対してのものだと思った。当時JB員だったクロードだ。事件の子細を知っていても不思議ではない。
   「大丈夫ですよクロード。思い出して泣くほどのガキじゃないし」口元を歪めながらジョーが言った「おれは親父の現場での姿は知らないけれど、でもあの銃を握るたびに親父がどのように扱ったか想像できー」
   「えっ?」クロードが驚いたように顔を上げる「あの銃って・・?」
   「ワルサーですよ」ジョーが一瞬戸惑ったように見る「親父の形見の」
  「ワルサーが君の手に!?」クロードの体が文字通り跳ねた。手がコーヒーカップに当たり、カツンと音がした「あのワルサーを、君が持っているというのか・・」
   「・・・・・」
  ジョーはクロードの反応がわからなかった。
  ワルサーP38コマーシャルタイプーこの銃がジュゼッペ・アサクラの愛銃だという事をクロードが知らないとは思えない。
  あの夜、家に火を放たれ、ほぼ全焼した自宅からジョーに残された物は数える程しかなかった。
  ワルサーもその1つだ。当然ジョーが持つべき物である。
   (・・え?)突然、気がついた(なぜ、ワルサーは焼けなかったんだ・・?)
  そんな事、今まで考えた事もなかった。
  どんな形であっても、それが父の愛用していた銃に変わりがないからだ。
  だが、不可解なクロードの反応がジョーに疑問を抱かせた。
  ー突然、目の前に光が散る。真っ赤な炎が上がった。目を見開き、瞑ったが光も炎も消えなかった。
   「どうしたんだね、ジョージ!?」
  クロードがジョーの体を支えたのがわかった。大丈夫だ、と言いたかったが声が出ない。クロードの声も遠くなって行く。
   (ま、また同じだ・・。なんであの夜の事を・・)
  しかし、今回は前までと違っいる事があった。目の前に1人の男も顔が一瞬だが浮かんで消えたのだ。ダークブロンドの髪にとび色の瞳・・。
   (クロード・・?)確かにクロードに似ていた。しかし年ははるかに若かった。
   「ジョージ、ほら、水だ」
  フイにクロードの声が戻ってきた。手に冷たい水の入ったグラスを握らせてくれる。
  顔を上げると、クロードと水を持ってきてくれたらしい店のスタッフが心配そうに自分を見ていた。
   「・・すみません」ジョーがグラスを受け取る。「もう大丈夫ですから」
  水を飲むジョーの様子を見て、スタッフはホッと息をつき戻って行った。
   「本当に大丈夫かね」
  クロードの問いにジョーは無言で頷き彼を見た。
   (・・やっぱり、あれはクロードだ。それも昔、おれの家に来ていた頃の・・)
   「銃の話をしたのがよくなかったね。クレーなんて誘って悪かった」
   「いえ、そうじゃないんです。ただ・・この頃よくあの夜の事を思い出して・・」クロードがハッとしたようにジョーを見る「自分でもよくわからないんです。なぜ今頃になってこんな・・」
  クロードが何か言おうと口を開いた。が、ジョーが遮る。
   「それよりクロード、さっきのワルサーの事だけどー」
  フイに腕時計が反応した。JBより指令が入ったのだ。
  Sメンバーの4人は皆、腕時計型の通信機を持っている。型は個人の好みによって違うが、通信やトレーサー機能がセットされているJBの自慢の1品だ。
  本当は多くの機能が入れられる携帯電話型にしたかったのだが『プライベートと仕事用に2つもケータイを持ち歩くのはイヤだ!』という洸(JB2)の言葉にあっけなく却下された。
  ジョーはリューズの上に付いているボタンを2回押した。今、この時計はサイレント・モードにしてある。
  電車内や人の大勢いる所など、音声でJBからの指令を受けにくい時にこのモードにしておけば、時計の文字盤に指令の内容が文字で流れるのだ。
  今、JBの捜査課が抱えている事件(ヤマ)は1つ。
  国際手配されているテロリストが日本に密入国したとのパリ本部からの情報で、捜査隊の第1,2部隊が動いている。
  ジョーへの森チーフ(支部長)からの指令は、テロリストのうちの何人かの足取りが掴め、捜査課が現場に向かっているので彼も急行せよ、というものだった。
  文字盤上に板橋区の住所が流れる。
  JB2(ダブルJとは別の、Sメンバーのコンビ名)はこの件の関連で九州に行っているし、神宮寺は所沢のテスト飛行場にいるはずだ。彼よりジョーの方が早い。
  「クロード。すみません。おれー」
  「ああ、わかってる」クロードが頷く「気をつけて」
  ジョーも頷き店を走り出る。
  そんな彼の後姿をじっと見ていたクロードだが、やがて腰を下ろす。そして長い時間その場を動かなかった。

  ジョーがその広大な工場跡に着いた時、捜査隊はすでに工場内に突入した後だった。が 、門の横に見覚えのある車が1台止まっていた。  
   「ジョー」車から出てきたのは西崎と伊藤だ「待っていたんだ。君のワルサーを持ってき
た」西崎はJBの保管室に置いてあったジョーの銃を彼に渡そうとした。
   「!」
  ジョーの顔が強張る。目がワルサーを凝視する。息が詰まって体中が震えだす。目の前 のワルサーに手を出せない。
   「ジョー?」西崎が不思議そうにジョーを見る。その時、建物内で銃声がした「行くぞ! 」
  西崎はワルサーをジョーに手渡し、伊藤と供に工場内に飛び込んだ。
  ジョーはワルサーを手にしたまま、その場を動けないでいた。
  もう疾うに手に馴染んだ、見慣れた父の形見の品がとてつもなく恐ろしい物に見えた。
   理由(わけ)なんかわからない・・いや、そう思う理由(わけ)などないはずなのに。
   「ジョー!」彼の後ろで車が止まった。神宮寺だ「何をしている?待機か?」
  突然、ジョーが弾かれたように工場内に飛び込んだ。神宮寺もあとを追う。
  工場内は薄暗くガラクタの山だった。かなり前に廃工場になったようだ。
  奥から時折銃声と男の怒鳴る声が聞こえてくる。
  2人は慎重に進む。が、そのうち神宮寺は前を行くジョーの様子がおかしい事に気がつ いた。
  Sメンバーである2人はこのような状況には慣れている。周りを見て正確かつ冷静に判断 する事を求められる。2人はそうやって事件を解決してきた。
  しかし、今のジョーの様子はどうしたのだろう。肩を激しく上下させ、一瞬どちらに進 んでいいのかわからないように戸惑っている。銃口は下げたままだ。
  事実、ジョーは完全に状況を見失っていた。
  何をしていいのか、どこへ行けばいいのかわからない。できれば手にしているワルサー を抛ってしまいたかった。が、必死に耐えた。どうした耐えなければいけないのかもわか らないままにー。と、前方から2人の男が走り出てきた。男達は神宮寺達に気がつくと左 右に分かれた。
   「ジョー!右の男を追え!」
  神宮寺は指示し、自分は左に逃げた男を追う。ジョーもとっさに右に折れ、男の後を追 った。
   「止まれ!でないと撃つぞ!」
  さっきまで混乱いていたジョーだったが、さすがはにSメンバーとしての感覚は失ってい なかった。
  前を行く男が唐突に止まった。先が行き止まりになっていた。男が振り返る前にジョー が銃口を向ける。
  ー光が散ったー男が振りかえるー炎が吹き上がったー誰かが自分を追いかけてくるー男 の手に銃が握られているのが見えたー銃声がー。
   (え・・・)肩に衝撃を感じ、ジョーの体が後ろに飛んだ。


  神宮寺は、市ヶ谷の防衛庁近くの国際秘密警察専用の収監所に、捜査課の西崎や伊藤達と逮捕したテロリスト達を護送して来ていた。
  収監の手続き後、彼らを引き渡して神宮寺達の仕事は終わりになる。あとの事はパリ本 部が決める事だ。
  その道すがら、神宮寺は西崎から、現場に着いた時のジョーの様子がおかしかった事を 聞いた。それは工場に進入したあとも続いていた事を、神宮寺は知っている。
  自分が追い詰めた奴を床に伸ばしたあと、ワルサーとは違う銃声を聞いて神宮寺はいや な予感を覚えた。
  男をあとから来た伊藤達に渡し、来た道を戻る。その行き止まりの所に、肩を撃ち抜か れて倒れているジョーを見つけた。
  追っていたはずの男はいなかったー。
  自分も気が付いていたのに、ジョー1人で行かせた事を彼は後悔した。しかしあの時は 他に手がなかった。
  神宮寺の指示がなくてもジョーは1人で追って行っただろう。彼らがいつもしている事 なのだからー。


  左肩を血で染めながら、それでもジョーは自分の足で立ち上がった。
  さすがに車の運転は無理なので中根の車で榊原病院に寄り、JBに戻る。
  潜伏していた7人のテロリストのうち、2人が逃亡した。そのうちの1人がジョーが取 り逃がした奴だ。
  あれから3時間が経つが、2人の行方は掴めていない。
  ジョーはJBに戻るまで一言も口を利かなかった。
  Sメンバーといえども失敗する時はある。毎回スムーズに仕事が納まるわけではない。
  しかし今回のように1対1で相手を追い詰めたのに、こちらが何もしないうちに撃たれ 逃亡されたのは初めてだ。ジョーにとっては最悪の失態だ。
  今、彼は最上階にある森チーフの部屋に呼ばれていた。
  今回の失敗に対しての弁解をする気もないし、正直言って動きたくもなかったので無視 したかったが、さすがにそれも出来ず、ジョーはノロノロと1階上に向かう。
  部屋で待っていたのは森と、モニタの中の鷲尾であった。
   『ジョージ』鷲尾はモニタの前のイスに座るよう促してから訊いた『クロード・シモンと つき合いがあるというのは本当か?』
   「は・・?」
  ジョーは言葉が継げなかった。てっきり今回の失敗を叱咤されると思っていたのに、ま ったく予想していない事を訊かれたのだ。
  彼は戸惑い、おそらく情報元である森に目を向けた。
  元JB員のクロードと会った事は、何かの折りに森に話した事がある。森はクロードと面 識はないが、アサクラや鷲尾の元同僚という事なので、鷲尾に確認したのだろう。
   「3,4回ほど会いましたが・・」
   『・・そうか』鷲尾がポツリと言う『で、何の話をした?』
   「・・・・・」ジョーには鷲尾の質問の意図がわからない。が、そのまま答えるしかない「阿佐ヶ谷にいた時の話や彼の仕事の事などを・・」
  そういえば鷲尾に引き取られて彼の家に行ってからは、なぜかクロードは来なくなった っけ・・。
   「あ、でもJBの事は話していません。クロードも訊かないし・・」
  鷲尾はその事を心配しているのだろうと思った。実際クロードはジョーがJB員である事 は気が付いているだろうが、Sメンバーとまでは知らないだろう。
   『なるべくなら、あまりつき合わない方がいい』感情のない、固い口調で鷲尾が言う『以 前は仕事仲間とはいえ、今は違う世界にいるんだ。あまり親しくならん方がいい』
   (なぜ急にそんな事を・・)
  クロードとのつき合いは完全にプライベートである。森はもちろんだが、鷲尾も今まで ジョーのプライベートに口を出した事などなかった。
  両親の事を思い出すのは少し辛いが、それでも当時の思い出を話し合えるクロードの存 在は、ジョーにとって貴重だった。
   (おれより長官の方がクロードをよく知っているはずなのに・・)
  以前に何かあったのだろうか・・。
  突然、頭の奥で何かが散った。赤い光でいっぱいになる。ジョーはとっさに目を押さえ 声を上げた。
   『ジョー!』2人が同時に叫んだ「どうしたんだ!」
   「・・カ・・カルディが・・」座っているはずなのに、体が沈んでいくような感覚にジョ ーは呻いた「光が・・散って・・・火が・・」
  森も鷲尾も動けないでいた。
  ジョーが顔を上げるとモニタの中の鷲尾と目が合った。彼は青ざめていた。その目には 怯えさえ見える。今までにそんな表情をした鷲尾を見た事がなかった。
   「ジョー、大丈夫か」すぐ横で森の声がした「榊原さんに来てもらおうか」
   「いえ・・もう・・」
   『・・クロードと会っているからか・・』呆然とした表情のまま、鷲尾が呟く『だから、 あの夜の事を思い出すのか・・』
   「そうじゃない!これはクロードとは関係ない!」叫んでからジョーはハッとした「・・ なぜ・・クロードと結びつけるんです・・」 
   『・・・・・』
  鷲尾は黙り込んでしまった。その顔には、怯え、困惑、そして哀願するような表情さえ 見える。しかし・・おそらくそれ以上、何を訊いても鷲尾は答えてくれないだろう。
  ジョーは彼の思いを断ち切るように立ち上がると、そのまま無言で部屋を出て行った。
  鷲尾も森も何も言わず、彼を見送る。
  廊下に出たジョーは、しかしその場をすぐには立ち去れず、背中を壁に押し当て荒く息 を付いていた。
  鷲尾の言葉の真意がわからない。それ以上に、今の自分の状態さえ彼には掴めないでいた。 
   ここJBの最上階には森と佐々木の部屋しかないので、めったに人はこない。とても静かだー。と、
   『ークロードと会うのは、あの子のためにはならない・・』
  かすかに声がした。ジョーがドアの方を見ると、わずかだが隙間があった。キチンと閉
めなかったらしい。声の主は鷲尾だ 。
   『だから、あのようなー』
   「クロードはあの事を、ジョーに話すと思われますか?」
   『わからない・・。話さなくてもクロードの話を聞いているうちに、あの子が思い出すか もしれない・・。私はそれが怖い・・』
   (あの事・・って、なんだ・・?)
  ジョーはもっとよく聞こうとドアに近寄ったが、森が廊下を窺う気配を感じ、あわてて 横の階段に飛び込んだ。そのまま下りる。1つ下の階にはダブルJの部屋がある。
  しかしジョーは、部屋には戻らず階段を下りきった所で立ち止まった。
   (あの事って・・あの夜の事なのだろうか・・。でもおれはあの夜の事を知っているし、 第一クロードは、あの夜おれの家にはいなかった・・)
  犯人のカルディを抜かせば、あの夜の事件の目撃者はジョーだけだ。鷲尾達が駆けつけた時には、家は燃え落ちる寸前だったのだ。
   従って事件の全容は、所々途切れたり前後バラバラに話すジョーの証言を、鷲尾達が根気良く聞き取り繋げたもので成り立っている。
   その記憶は今でもジョーの中に残っている 。
   (それ以上、何があるとういんだ・・)
  それも鷲尾達は知っていてジョーの知らない事なんてー。そんなもの、あるわけないと思うが、鷲尾のあの反応がジョーの確信を揺さぶり不安にさせる。
  彼はケータイを取り出し“話があるので会いたい”と、クロードにメールを送った。
  電話にしなかったのは、夜半までまだ少し時間があるものの寝ていたら悪いと思う気持ちと、もし・・もし何かジョーの知らない事があるのだとしたら、それを聞いてしまうのが怖かったのかもしれない。 
   しかしこのままでもいられない。ジョーは一瞬親指を止めたが、振り切るように送信を押した。
  クロードからの返信はすぐに来た“よかったら私の部屋で話そう”と。そして住所も書かれていた“今からでも構わないよ”とも。
  ジョーはすぐさま地下駐車場に下りる。
  立花から借りているアテンザのカーナビにクロードの住所を入力した。練馬区石神井だ。カーナビは西落合から新青梅街道を行く道を表示した。
  ふと、ダッシュボードの中にワルサーを入れっぱなしにしたままなのを思い出し、手に取った。いつもと・・何も変わらない彼の愛銃・・。
  ジョーはそれをブレザの内ポケットに入れた。
                    
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淳 says... "ジョー熱 2"
 新しい話を書き出す前の軽い興奮とワクワク感を久々に味わう。
 頭の中を映画のように彼らが動いていく。
 
 彼らの住まいはそのままに、JBは新築という形で代々木から千駄ヶ谷に移した。すぐ後ろは新宿御苑だ。今まではなかった射撃場も作る。
 
 ストーリーを練っていくうちに、〝作者も知らなかった新事実がっ!?〝が、あちこちに割り込んでくる。「封印」自体は小さなネタだと思っていたが、とんでもないストーリーになっていく。
 珍しく何回も流れを練り直した。が、流れより、台詞がどんどん浮かんでくる。その台詞を入れたいシーンを作ったので当初考えていたより長い話になってしまった。
 勝手に割り込んでくるストーリーや台詞・・・。収拾つくのか?

 セリカSS─Ⅱ、ジョーの車としてはイマイチだな・・・。フォルムはいいが1800CCとは低い。でもミニバンが主流の今はスポーツタイプの車が少ない。山田に改造してもらおう。
 神宮寺は以前はポルシェ928に乗っていたが、これも古い車なので今回は後発車のポルシェ928GTS’にした。これはなかなか格好いい。

 ここでちょっと裏話を─。
 原作ではジョーの車やJB車両のメンテナンスを担当しているのは「山田自動車工業」なのだが、〝山田〝という苗字はもう1人、山田捜査課課長もいるのでブログ用は「結城自動車工業」に改名した。
 なんで同じ苗字を使ったのか・・・未だにわからない(~_~;)
2010.12.08 12:01 | URL | #vDtZmC8A [edit]
くらもとあや says... "No title"
少しずつ調子が出てノッてきたようで。
嬉しい限りです。


これからもご自分のペースを大事に、そして何より楽しんで書いてくださいね!


ワクワク感はちゃんと読者にも伝わってま~す!
いつもステキなお話をありがとうございます!
2010.12.11 15:50 | URL | #- [edit]
南部響子 says... "収拾ついていないのは私だ"
わ~い、シャワーに打たれて修行した甲斐があったのか(←イイエ)『マズイ』から10日もしないうちに新しいお話が…?!

関係ないけど、千駄ヶ谷は母が小さい頃住んでいたところです。
今はせんだみつおが嫌いな人が住んでいるところですね(←センダがイヤ…なんちゃって^^;)

>なんで同じ苗字を使ったのか
わざと話をややこしく(面白おかしくともいう?)するためにではないでしょうか?(笑)
双子とか同姓同名とか、昔のマンガではよくそんなアリエナイ設定がありませんでしたか?

車、改造しちゃって大丈夫なんですか?←シャコタンにするわけじゃないか…。
2010.12.11 15:52 | URL | #- [edit]
じゅん says... "ワクワク"
あやさん、こんにちは!
いつもありがとうございます。

>ワクワク感はちゃんと
書き出す前のワクワク感、そして書いている時のドキドキ感。
この2つはいくつもの話を書いていても、毎回味わえます。
伝わっていますか?嬉しい!
2010.12.11 15:59 | URL | #vDtZmC8A [edit]
じゅん says... "収拾ついた?(^_^"
コメントありがとうございます、響子さん。

>『マズイ』から10日もしないうちに新しいお話が…?!
いえいえ・・・、今アップしているのはストック分なので、新しい話はまだ書き出せていません。
ちょっと気持ちがGフィクの方にいってしまってて・・(ーー;)
で、あっちはあっちで頭がゴチャゴチャ・・・←収拾ついてないのはやっぱり私

>センダがイヤ
あはは・・・洸が言いそう(・・知ってるのかな?)

>車、改造しちゃって
ジョーは結城自動車工業で色々と内部を改造してもらってます。だから小型車なのにパワーがあります。
もちろん本当は改造してはいけない部分もあるので、良い子はマネしないでね。

>わざと話をややこしく
そんな事も考えず書いたようで・・・かなり後になってから気がつきました。
2010.12.11 16:00 | URL | #vDtZmC8A [edit]

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